1964 · The Sidewinder ほか1枚
ボブ・クランショウが1964年、ブルーノートのスタジオで残した未発表テイクは、そのまま倉庫に眠るはずだった。ところが2021年、当時のマルチトラック音源を素材に再構築されたアルバム『Deciphering the Message』に組み込まれ、半世紀以上を経て新作の一部として蘇った。
Bob Cranshaw
リーダー作 0枚、サイドマン参加作 14枚(1964–2021)。それぞれ発表年順に並べています。
1964 · The Sidewinder ほか1枚
ボブ・クランショウが1964年、ブルーノートのスタジオで残した未発表テイクは、そのまま倉庫に眠るはずだった。ところが2021年、当時のマルチトラック音源を素材に再構築されたアルバム『Deciphering the Message』に組み込まれ、半世紀以上を経て新作の一部として蘇った。
1965 · Inner Urge
McCoy TynerMcCoy Tynerマッコイ・タイナーがInner Urge
Inner UrgeJoe Henderson · 1965を録音したのは、A Love Supremeのわずか9日前だった。Coltraneカルテットと同じリズムセクションで、しかしColtrane抜きで——TynerのコードがJoe Henderson
Joe Hendersonジョー・ヘンダーソンに「壁」を与え、別のヴィジョンのモーダルジャズが生まれた。
1965 · Up With Donald Byrd
ケニー・バレルは1950〜60年代のブルーノート録音に数多く参加したギタリスト。その古い演奏テープの一部が、2021年発表『Deciphering the Message』で切り刻まれ組み直され、本人が関与しないまま新譜のクレジットに名を連ねることになった。
1991 · Here's To The People
Way Out West(1957)の録音は午前3時に始まった。ロリンズは夜の演奏があり、シェリー・マンは昼にスタジオの仕事が入っていて、三人の予定が同時に空くのはその時間しか無かったからだ。深夜から明け方までというやむを得ない時間割が、ピアノ抜き三重奏の定番として残った。
2021 · Deciphering the Message
フレディ・ハバード『Red Clay』(1970)の顔とも言えるベース・イントロ。実はあれを書いたのはハバードではなく、ベースのロン・カーターだった。フレディがパート譜を持ってこなかったため、カーターがその場で組み立てたという。『運よく、ちょうどいい音がちょうどいいタイミングでハマった』——曲の看板になった一節は、譜面の不備から出た即興だった。
— Statement stmt-ron-carter-on-freddie-hubbard