Inner Urge
Joe Henderson · 1965 · Blue Note
参加ミュージシャン
McCoy Tyner
このアルバムでピアノを演奏
Coltraneのカルテットの正規メンバーとして録音したこのセッションは、A Love Supremeの9日前に行われた。TynerのコードはHendersonに「壁」を与え、Coltraneではないヴィジョンのモーダルなポストバップが生まれた。
McCoy TynerMcCoy Tynerマッコイ・タイナーがInner Urge
Inner UrgeJoe Henderson · 1965を録音したのは、A Love Supremeのわずか9日前だった。Coltraneカルテットと同じリズムセクションで、しかしColtrane抜きで——TynerのコードがJoe Henderson
Joe Hendersonジョー・ヘンダーソンに「壁」を与え、別のヴィジョンのモーダルジャズが生まれた。
1964年の The Sidewinder はリー・モーガン名義のハードバップ盤だが、表題曲がジュークボックスやチャートで跳ね、予想外の商業的ヒットになった。堅実なジャズの一枚がレーベルの屋台骨を支え、以後は似た冒頭曲が量産されたほどだ。硬派なテナーで知られるジョー・ヘンダーソンが、その中心で吹いている。
ボブ・クランショウが1964年、ブルーノートのスタジオで残した未発表テイクは、そのまま倉庫に眠るはずだった。ところが2021年、当時のマルチトラック音源を素材に再構築されたアルバム『Deciphering the Message』に組み込まれ、半世紀以上を経て新作の一部として蘇った。
マッコイ・タイナーはジョー・ヘンダーソンの音を「誰の音か一発で聴き分けられた」と語っている。『The Real McCoy』(1967)で共演した相手だ。その聴き分けられる音は1982年、ジャズとは別世界のR&Bのアルバムのクレジットにも残っている。
一方その頃(1965年前後)