Library — Album
New York Second Line
Art Blakey · 1983 · Concord
ウィントン・マルサリスは10代でアート・ブレイキーのバンドに入ったが、当時はブレイキーのレコードすら聴いたことがなく、コードの上でスケールを吹くだけで、ソロが組み立てるものだとも知らなかったと、22歳の時点で認めている。のちにジャズの伝統の番人と見なされる人物の出発点が、これだった。
映画音楽で数々のアカデミー賞ノミネートを持つテレンス・ブランチャードは、キャリアの出発点では20歳のトランペット奏者に過ぎなかった。アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズで、脱退したウィントン・マルサリスの後任に抜擢され、1983年作『New York Second Line』に参加している。