
Library — Album
Olé Coltrane
John Coltrane · 1961 · Atlantic
参加ミュージシャン
コルトレーンの名カルテットを支えたピアニストが楽団を去った理由は、忠誠心の欠如ではなく音楽の向かう先だった。リーダーがフリー・ジャズへ深く分け入った1965年、タイナーは自分はそうは弾きたくないと辞めている。皮肉なのは、その転回点そのものである『アセンション』に彼自身が加わっていることだ。
コルトレーンが求めたベーシスト像は「正確に刻む人」ではなかった。マッコイ・タイナーによれば、ジョンが探していたのは型に縛られず、何が起きているか聴き取れれば自由に離れていけるベーシスト。ジミー・ギャリソンはその条件で選ばれ、『至上の愛』などを支えた。