Album of the Year
Art Blakey · 1981 · Timeless
参加ミュージシャン
Bobby Watson準備中
このアルバムでアルトサックスを演奏
James Williams準備中
このアルバムでピアノを演奏
Billy Pierce準備中
このアルバムでテナーサックスを演奏
ウィントン・マルサリスは10代でアート・ブレイキーのバンドに入ったが、当時はブレイキーのレコードすら聴いたことがなく、コードの上でスケールを吹くだけで、ソロが組み立てるものだとも知らなかったと、22歳の時点で認めている。のちにジャズの伝統の番人と見なされる人物の出発点が、これだった。
1981年の『Album of the Year』でArt Blakeyのバンドに加わったサックス奏者は、まだ無名だった20歳のBranford Marsalisである。後年知られる「マルサリス一族」の名声はこの時点では存在せず、Blakeyのバンドを経てキャリアが始まったのが実際の順序だった。
1985年のウィントン・マルサリス『Black Codes』は緻密なユニゾンで知られるが、共演したブランフォード・マルサリスは後年、当時のクインテットについて「そもそも俺たちは練習しなかった。本当に練習していたのはウィントンだけだ」と語った。緊密な演奏の裏で、バンドとしての合わせ練習はほとんど無かった。
ジャズ・メッセンジャーズは若手を一気に一人前へ育てる登竜門とされる。だがブランフォード・マルサリスは、バラードでの未熟さを初めて突きつけられたのがリーダーのアート・ブレイキーだったと振り返る。後に名手となる彼も、当時はバラードが苦手な新人に過ぎなかった。
1981年、アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズでベースを弾いていたチャールズ・ファンブラーの隣には、まだ無名だった10代のトランペッター、ウィントン・マルサリスがいた。『Album Of The Year』『Keystone 3』を経て、ファンブラーはマルサリス自身の初リーダー作にも呼ばれている。
登場するNote
一方その頃(1981年前後)