Decoy
Miles Davis · 1984 · Columbia
参加ミュージシャン
ジョン・スコフィールドは1982年にマイルス・デイヴィスのバンドに加入し、約3年半在籍。スタジオ作としては『Star People』(1983)で初参加し、続く『Decoy』(1984)、『You're Under Arrest』(1985)に楽曲提供とギターで貢献した。
1982年11月、ジョン・スコフィールドがマイルス・デイヴィスのバンドに加わると、ギタリストが二人並ぶ編成になった。スコフィールドいわく、マイルスは同じ楽器の奏者を二人入れて競わせるのが好きだったという。編成の重複はふつう避けるものだが、マイルスはそれをわざと仕込み、内側で火花を散らせていた。
1987年、20歳のベーシストCharnett Moffettが出したデビュー作《Net Man》は、父のCharles Moffettと兄弟のCody Moffettが揃う一家総出のセッションだった。そこにベテランドラマーAl Fosterも名を連ね、若手の初仕事は家族の集まりのような現場になった。
マイルス・デイヴィスの1984年作『Decoy』に、ギタリストのジョン・スコフィールドと並んでベーシストのダリル・ジョーンズが入っている。ジョーンズは1993年、ローリング・ストーンズの専属ベーシストに迎えられる人物で、フュージョン期のマイルス組がロックの重鎮バンドに直結するとは誰も思わなかった。
1987年、チャーネット・モフェットは自己名義の初リーダー作『Net Man』を発表した。だがその2年前、彼はまだ17歳でモダンジャズの名盤『Black Codes』に参加済みだった。初リーダー作は父チャールズ・モフェット、兄コディ・モフェットとの家族編成に、パーカッションのミノ・シネルーを加えたセッションになった。
一方その頃(1984年前後)