Library — Album
Citizen Tain
Jeff 'Tain' Watts
1999 · Columbia
参加ミュージシャン
1985年のウィントン・マルサリス『Black Codes』は緻密なユニゾンで知られるが、共演したブランフォード・マルサリスは後年、当時のクインテットについて「そもそも俺たちは練習しなかった。本当に練習していたのはウィントンだけだ」と語った。緊密な演奏の裏で、バンドとしての合わせ練習はほとんど無かった。
1984年、若きスターとして脚光を浴びていたウィントン・マルサリスは、自分のクインテットについて「俺は自分のバンドが大好きだ」と語りながら、ピアノのケニー・カークランドとドラムのジェフ・"テイン"・ワッツを「シーンで最高の若手なのに、まったく評価されていない」と評した。目立っていたのはリーダーの方で、二人はまだ無名だった。
ウィントン・マルサリスは1980年代前半、自身のクインテットについてこう語った。曲の形を決めるのはリーダーではない。ケニー・カークランドが弾いたコードがそのまま曲のコードになり、ジェフ・"テイン"・ワッツが叩いたビートがそのまま曲の拍子になる、と。