どこにも属してない感じ

Joshua Redman
力が抜けた音の話
Track 1
Chill
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居酒屋。アヤが先に座ってる。ミナが入ってくる。片耳にイヤホン。目が半開き。

アヤ 「顔すごいよ」

ミナ 「昨日夜勤だった」

アヤ 「まだイヤホンしてるじゃん」

ミナ 「あ」

外す。カウンターに座る。

アヤ 「寝れた?」

ミナ 「昼まで寝て、起きて、ぼーっとして、もう夕方」

アヤ 「休みが溶けるやつ」

ミナ 「そう。で、家にいても頭が動かないから出てきた」

アヤ 「何食べる?」

ミナ 「おまかせ。考えたくない」

アヤ 「マスター、いつもの2つ」

間。ミナがカウンターに肘ついてぼーっとしてる。

ミナ 「……仕事終わってから、こういうとこに来るまでの道がさ、いちばん好きかも」

アヤ 「道?」

ミナ 「うん。もう何もしなくていい時間。でもまだ家じゃない。どこにも属してない感じ」

アヤ 「……なにそれ。いい」

ミナ 「いいでしょ」

マスターが小鉢を置く。

ミナ 「ありがとうございます」

ミナが一口食べて、ちょっと目を閉じる。

アヤ 「生き返った?」

ミナ 「……もうちょっと」

アヤ 「ゆっくりしていき。Brad Mehldau ↗のピアノが来るとこまで」

次にミナとアヤが聴いたのは...
Track 2
Youngblood
Elvin Jones ↗
Track 3
Nearness
Joshua Redman ↗
JR
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公園 — ヨシさん

川沿いの公園。ヨシさんが本を開いたまま読まずにいる。暇のまま座れるようになった話。

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