Perceive Its Beauty, Acknowledge Its Grace
Shabaka Hutchings · 2024 · Impulse!
参加ミュージシャン
Nduduzo Makhathini準備中
このアルバムでピアノを演奏
Tom Herbert準備中
このアルバムでコントラバスを演奏
André 3000準備中
このアルバムでフルートを演奏
Floating Points準備中
このアルバムでエレクトリックピアノを演奏
最優秀新人賞はポップスの側の賞で、ふつうは前に立って歌う人が獲る。2011年にそれを持って行ったのはコントラバスを弾きながら歌うエスペランサ・スポルディングで、対象のChamber Music Society(2010)は弦楽三重奏を組み込んだジャズの作品だった。この部門をジャズの演奏家が獲ったのは史上初。
2024年、シャバカ・ハッチングスの『Perceive Its Beauty, Acknowledge Its Grace』に、硬派なピアニストのジェイソン・モランと並んでアンドレ3000の名がある。OutKastの元ラッパーは、いまはフルートを吹く人になっていて、ジャズの現場に普通に立っている。
2021年、シャバカ・ハッチングスの『Black to the Future』でハープのブランディー・ヤンガーと同じ現場にいたドラマー、トム・スキナー。同じ時期、レディオヘッドのメンバーが組んだロック・トリオ、The Smileでも叩いている。ジャズの奥地とアート・ロックの中心が、ひとりのドラマーでつながっていた。
ナシート・ウェイツはジェイソン・モランのピアノ・トリオ作『Black Stars』『Ten』でその名を刻んだドラマーだが、2024年のアルバム『Perceive Its Beauty, Acknowledge Its Grace』では、ラッパーから転身したアンドレ3000と同じセッションでスティックを握っている。ジャズの現場が、思わぬところでポップ史の名前とつながる。
一方その頃(2024年前後)