Library — Album
Directions in Music
Herbie Hancock · 2002 · Verve
参加ミュージシャン
Directions in Music(2001)はHerbie HancockHerbie Hancockハービー・ハンコックによるマイルス&コルトレーンへのトリビュート盤だった。トランペットの系譜を継ぐHargrove
Roy Hargroveロイ・ハーグローブと、サックスの語法を塗り替えたBreckerを並べた編成は意図的だった。世代を超えた「受け継ぎ」の形が、このアルバムの主題だった。
『Pilgrimage』(2007)はブレッカーが世を去る年に吹き込んだ最後の作品で、ハービー・ハンコックがピアノで加わった。死を目前にした録音だが、ハンコックはこう残している——「あのレコードは生きている。100パーセント、いやそれ以上に、生きたマイケル・ブレッカーだ」。終わりの記録が、いちばん生を放っていた。
ロイ・ハーグローヴは1990年代初頭、ビバップ回帰の「ヤング・ライオン」の一人として名を上げたトランペット奏者だった。ラテン・ジャズの経験はほぼ無かったが、1997年にキューバの奏者たちと組んだ『Habana』でグラミー賞(ベスト・ラテン・ジャズ・パフォーマンス)を獲得した。
登場するNote
一方その頃(2002年前後)